2016年6月19日日曜日

会計詩14で、中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例

会計詩14で、中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例を扱う手順を示します。

要点は、以下の通りです。
  • 償却資産台帳を開設する。
  • 固定資産マスタに資産を、償却有無を「中小特例」で登録する。
  • 償却資産台帳で、上の資産を詳細設定で開いて保存する。

詳細の手順を、図とともに以下に示します。

償却資産台帳を開設していない場合は、
「設定→自社情報設定の補助簿設定」で開設します。


固定資産マスタで、購入した資産を登録します。
「新規作成」ボタンでダイアログが開くので、以下の緑の枠を埋めて保存します。
※パソコンは「工具、器具及び備品」らしいので以下は間違い。
その後、「自動仕訳」ボタンを押します。
以下の図が、中小特例の例です。


償却資産台帳で、固定資産マスタで登録した資産の行を選択し、
「詳細設定」ボタンを押し、そのまま「保存」ボタンを押して保存します。
この時「キャンセル」を押すと、以下の手順がうまく行きません。
「償却計算」と「自動仕訳」ボタンを続けて押します。


上の手順の後、以下の図のようになります。
当期償却額に全額、末期簿価に0が入ります。



帳簿に登録

仕分け帳簿に記入
例: 資産の購入(事業主借) 工具、器具及び備品


以下は、決算処理での手順です。

家事按分で、以下の図のように事業割合を設定できます。


一般決済書は、以下のようになります。


以上です。